ゲートウェイとはクラウド上にあるPower BIのWebサイトから社内のネットワーク内に接続する設定のことをいいます。
この設定することで社内のデータをPower BIで表示することができます。
インストールと設定のみ知りたい方はこの章は飛ばしてください。
ゲートウェイは社外から社内のシステムに入ってデータを出すための通路です。
Microsoftのサービスなので信頼度は高いですがセキュリティのリスクはあります。
一昔前はネットワーク担当者しかこのような設定はできませんでしたが、普通の人ができるような仕組みができたのは驚きです。
On Premises data gatewayは下図のようにMicrosoft365のサービスから社内のデータにアクセスするための経路です。
上記の図を見て複雑で頭が痛くなった人も多いと思います。
私もその一人です。
構成を考える時は技術的な事を深く考える必要はありません。
考え方は日常生活と同じです。
大切なものは家において持ち歩くのは最低限のものだけにします。
ゲートウェイを設定は自宅に覗き窓をつけるようなものです。
外から中が丸見えにならないように接続のしかたを考えます。
全体構成は次の順序で考えます
1と2では必要なデータのみクラウドに送信するという考えです。
ゲートウェイを作成するという3の選択肢をとった場合
ということを注意して運用するようにします。
ゲートウェイのサーバに侵入されても、被害が最小限になるように構成を考えます。
ゲーウェイを設定してデータ連携するのが一番簡単です。
その誘惑をこらえて一度検討することをおすすめします。
必要事項
ゲートウェイのサーバからデータベースに接続できればデータを使えます。
データベースサーバにゲートウェイをインストールする必要はありません。
インストールは次の流れとなります。
ゲートウェイをインストールしてMicrosoft365とサーバ間の道を作ります。
その後その道を通して何のデータにアクセスするかの設定をします。
これでファイルのダウンロードが終わりです。
次にファイルをクリックしてインストールを開始します。
.NET Frameworkがインストールされていない場合は、インストールを促すメッセージが表示されますので、それにそってインストールしてください。
以上でゲートウェイの設定は完了です。
この設定はMicrosoft365に情報を送信し、Microsoft365上でも設定が追加されます。
WebサイトのPower BIの画面に移動します。
削除は次の2手順です。
2. サーバからインストールしたソフトの削除
プログラムの管理画面から「On-premises data gateway」を削除します
Web上のデータゲートウェイのアイコンはすごく見えにくいです。
私も削除方法がわからなくてしばらく悩みました。
ゲートウェイを設定時の推奨事項は次となります。
ゲートウェイを設定することでPower BIで利用できるデータの幅が大きく広がります。
とても便利な機能なので正しく管理して有効活用していきましょう。