2022年1月18日に本を出版しました。
わかりやすくなるように何度も推敲して一冊にまとめましたので、ぜひご参照ください。
次に本書の概要を書いております。
ご購入の検討の際の参考にしてください。
この本は
・初めてPower BIにさわる初心者
・自分の部署で使うレポートを作成する人
・体系的にPower BIの知識を学びたい方
に向けて書いております。
Webで書いている記事とは違ってPower BIの知識を体系立てて書いています。
そのため、この1冊を読めば一通りの知識が学べるようになっております。
ですので、仕事でPower BIを使うのでしたら時間効率から考えて、本から学んだほうがはるかに低いコストで身につけられるようになります。
本書の特徴としては実務で使える知識が多く入っています。
その理由は、私はPower BIを利用している企業の情報システム部員のためです。
普段よく使う方法や質問を受ける内容をいれていますので、きっと役にたつでしょう。
Power BIのメリットは何か?
Power BIでレポートを作成して、どのように共有するか?
Power BIの有償版のPower BI Proの料金体系
といったPower BIの概要を、10分ぐらいで読めるようにまとめた章です。
勉強をしていると細かい点はわかっても、全体概要を見失いがちです。
「この作ったレポートはどうやって共有するんだろう?」
といった導入と利用の流れがわかるようにしています。
実際にレポートを作成しながらPower BIのレポートの作成方法を学んでいきます。
レポートの元データや完成形をダウンロードできますので、それを元に演習します。
この章は自分で使うレポートを作成する技術を身につけるというコンセプトです。
そのために必要な
・Excelのデータの取り込み
・棒グラフ、線グラフ、円グラフの作成方法
・ドリルダウン、フィルター、メジャー(計算式)の作成と利用方法
についてまとめています。
この章の内容を覚えれば個人で使うには十分のレポートを作れるようになります。
この章の概要はこちらの動画から参照できます。
自分の部署内でレポートを共有して使える知識を学んでいきます。
組織で使うとなると必要な知識が違ってきます。
他の人にわかりやすいレポートを出さないといけません。
例えば日付が飛んでいたりなどデータで誤解が生じそうな問題は直しておく必要があります。
よくある問題やその解決方法について解説しています。
また組織で使う場合は、Power BIをよく知らない人も使います。
そのような方も使いやすいようにドリルスルーやボタン機能などを紹介しています。
作成したレポートを幅広く共有するにはPower BI サービスへの加入が必要です。
Power BI Proは月額1,000円ぐらいのサブスクリプションサービスです。
そのサービスの使い方を説明しています。
Power BI サービスを使う段階では、運用保守も考えて作成しないといけません。
初めての方は、いったい何に気をつければいいかわからないと思います。
その点がわかるように次の内容についても書いてあります。
・データの自動更新
・セキュリティ設定
この章では利用頻度の高いレポートを元にPower BIの作成方法と機能を説明しています。
1.在庫分析
ABC分析はどの業務でも使える分析方法です。
在庫分析のレポートを元にABC分析のレポートの作成方法を紹介しています。
2.需要予測
データ分析というと需要予測をしたいという要望が多いです。
Power BIでの線グラフの活用方法と、傾向線や予測機能について紹介しています。
需要予測のベースになる散布図の使い方もここで説明しています。
需要予測については、Power BIで得意な部分と不得意な部分があります。
その点についても解説しています。
6つのPower BIのレポートを紹介しています。
業務でPower BIでレポートを作る時に参考になるでしょう。
人事:人員計画レポート
経理:貸借対照表のレポート
購買:仕入先評価レポート
営業:営業活動レポート
製造:工程管理レポート
また、各レポートには共通で使える技術や考え方を1ついれてあります。
ですので、自分の担当以外の業務のレポートも参考になるようにしています。
例えば人員計画レポートでは、利用者が経営者視点で考えられるようする方法を書いています。
Power BIでレポートを作成する上でのノウハウ系の情報も多く書いていて、実際の業務で使う時にはきっと役にたつ情報です。
またご購入頂いた場合は、Amazonなどで感想をいただけるとうれしいです。